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課外活動を記録するアプリ・ツール6選|高校生が総合型選抜で使える比較ガイド

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ProofPath編集部

総合型選抜の対策情報を発信。AI添削・活動ログ・第三者検証サービスを運営。

課外活動の記録、どうやって残してる? -- 高校生が使えるアプリ・ツール6選を本音で比較

課外活動 記録 アプリ 高校生 -- この4つのキーワードで検索しているあなたは、たぶんこんな状況じゃないでしょうか。

「総合型選抜を受けるつもりだけど、活動の記録を何も残していない」
「記録しなきゃとは思ってるけど、何を使えばいいか分からない」
「アプリを調べたけど、勉強記録のアプリばかり出てきて違う」

分かります。世の中の「記録アプリまとめ記事」は、Studyplusとかスタディサプリとか勉強時間を記録するものばかり。でも総合型選抜で本当に必要なのは、課外活動の記録です。ボランティア、探究活動、地域プロジェクト、インターン -- これらの「何をして、何を考えたか」を残しておくためのツールは、意外と紹介されていません。

この記事では、高校生が課外活動を記録するために使える6つのツールを、実際の使い勝手・料金・出願への活用度で正直に比較します。


記録がないとどうなるか -- 出願直前に起きるリアルな失敗

まず、「記録しなかった先輩」の話をさせてください。

ある受験生は高1の秋から地域のフードバンク活動に参加していました。高3の夏、慶應SFCのAO入試に出願しようと活動報告書を書き始めたところ、こうなりました。

記録なしで出願書類を書いた場合

「フードバンクの活動に2年間参加しました。食品ロスの問題に関心を持ち、地域の方々と協力して活動しました。この経験を通じて、社会課題の解決には多くの人の協力が必要だと学びました。」

-- 何をしたか分からない。いつからいつまでか曖昧。「学びました」が抽象的。これでは面接で「具体的に何をしたの?」と聞かれて詰む。

記録ありで出願書類を書いた場合

「高1の10月からフードバンク〇〇に月2回参加し、計28回の活動を行いました。当初は食品の仕分け作業が中心でしたが、高2の4月に寄付食品の賞味期限管理が属人的であることに気づき、Googleスプレッドシートで在庫管理表を作成。導入後3ヶ月で廃棄率が約15%減少しました。この経験から、現場の課題を仕組みで解決するアプローチに強い関心を持ちました。」

-- 回数・時期・具体的な行動・数字が入っている。面接で深掘りされても答えられる。

違いは明白です。記録があるかないかで、出願書類の説得力がまるで変わります。


課外活動を記録できるツール6つ -- それぞれの特徴

ここから本題です。高校生が課外活動の記録に使えるツールを6つ紹介します。「勉強記録アプリ」ではなく、課外活動の内容・気づき・成果を残すという目的で評価しています。

1. スマホのメモアプリ(Apple メモ / Google Keep)

一番シンプルな方法。スマホに最初から入っているメモアプリで活動の記録を残します。

すぐ使える。ダウンロード不要
写真も貼れる
操作を覚える必要がない
×記録がどんどんバラバラになる
×後から検索しにくい(タグ機能が弱い)
×出願用にまとめ直す作業が全部手作業
×「いつ・何を」の構造がないので、書き忘れが多い

正直、「何もしないよりはマシ」というレベル。高1で「とりあえず始めてみたい」なら悪くないですが、出願を見据えるなら早めに他のツールに移行したほうがいいです。

2. Notion

自由度が高いメモ・データベースツール。テンプレートを自分で作れば、活動ログを構造的に管理できます。

カスタマイズが自由自在
テーブル形式で一覧表示できる
PC・スマホ両方で使える
無料プランで十分使える
×最初のテンプレート設計が面倒(ここで挫折する人が多い)
×使いこなすまでに学習コストがかかる
×出願用フォーマットへの変換は手作業
×「記録を続ける仕組み」は自分で作る必要がある

ITリテラシーが高い人には向いています。ただ、「Notionで活動記録テンプレを作ろう」と意気込んで、テンプレ設計に3時間かけて、肝心の記録は3日で止まった -- という話は本当によく聞きます。

3. Googleスプレッドシート

Excelのオンライン版。表形式で記録を管理できます。

無料
表形式で整理しやすい
共有が簡単(先生に見せやすい)
フィルターやソートで振り返りやすい
×スマホからの入力がやや面倒
×「気づき」などの長い文章を書くには不向き
×デザイン性がないので、出願書類にそのまま使えない
×写真の添付がしにくい

「記録を表にまとめたい」という目的には合っています。ただ、スマホでスプレッドシートを開いて入力するのは意外とストレス。活動帰りの電車で手軽に記録、とはいきません。

4. Classi(学校導入型ポートフォリオ)

学校がClassiを導入している場合に使えるポートフォリオ機能。活動記録を先生と共有できます。

学校の先生がそのまま確認できる
一部の大学はClassi連携で出願書類に反映可能
学校行事や部活の記録には強い
×学校が導入していなければ使えない
×個人的な課外活動(学校外のボランティアなど)は記録しにくい設計
×UIが正直あまり使いやすくない(生徒からの不満が多い)
×卒業後にデータにアクセスできなくなる場合がある

学校が導入しているなら、学校関連の活動記録には使ったほうがいいです。ただ、学校外の活動(個人で参加したボランティア、地域プロジェクトなど)の記録には向いていないことが多い。Classiだけに頼るのは心もとないです。

5. Studyplus

勉強記録アプリとして有名ですが、活動記録にも使えなくはないです。

ユーザー数が多く、使い慣れている人が多い
記録の習慣化に強い(SNS的なモチベーション維持)
スマホアプリの操作性が良い
×そもそも「勉強時間の記録」に特化した設計
×課外活動の「内容」「気づき」を構造的に記録する機能がない
×出願書類への活用は想定されていない
×活動の第三者検証機能はない

普段の勉強記録にStudyplusを使っている人が「ついでに課外活動も記録したい」という場合、やれなくはないけど無理がある、という感じです。

6. ProofPath

総合型選抜の出願を前提に設計された活動記録ツール。活動ログの記録、第三者検証、活動報告書の出力が一体になっています。

課外活動の記録に特化したフォーム設計(日付・内容・気づき・関係者)
第三者検証:活動に関わった人にメールで事実確認を依頼できる
活動報告書としてそのまま出力可能
無料プランでも記録機能が使える
×知名度がまだ低い
×勉強記録の機能はない(課外活動の記録に特化)
×第三者検証・AI添削はコーチプラン(月額1,980円)から

自分たちのサービスなので手前味噌になりますが、「課外活動の記録 → 出願書類」という流れに特化している点が他のツールとの違いです。


比較表 -- 料金・機能・出願対応を一覧で

ツール料金活動記録気づきメモ写真添付出願書類出力第三者検証スマホ対応
メモアプリ無料△(自由記述)xx
Notion無料○(要設計)x(手作業)x
Googleスプレッドシート無料△(長文不向き)x(手作業)x
Classi学校負担○(学校活動中心)△(一部大学のみ)△(先生のみ)
Studyplus無料(一部有料)△(勉強中心)xxx
ProofPath無料〜月額1,980円

ポイント: 無料ツールは「記録すること自体」はできますが、「出願に使える形にまとめる」「活動の信頼性を証明する」という段階では手作業が増えます。出願を見据えるなら、最初から出願を想定した構造で記録しておくほうが後が楽です。


大学別 -- 求められる活動記録の形式

「どの大学を受けるか」によって、活動記録に求められるレベルが変わります。

慶應義塾大学SFC -- AO入試

提出物: 活動報告(任意)+ 志願者評価
特徴: 活動報告では証明・補足する資料を最大10点まで提出可能(動画も可)。第三者による「志願者評価」も合否判定に使われる。つまり、活動を「やった」だけでなく「証明できる」レベルが求められる。
記録で必要なもの: 日付・内容・成果の数値・写真や資料・第三者の連絡先

早稲田大学 社会科学部 -- 全国自己推薦入試

提出物: 活動記録報告書
特徴: 課外活動の「実践力」を評価。活動内容だけでなく、自分がどんな役割を果たしたかを具体的に記述する必要がある。
記録で必要なもの: 活動内容・自分の役割・成果・振り返り

上智大学 -- 公募制推薦入試

提出物: 自己推薦書
特徴: 活動の具体性と一貫性が評価される。「いろいろやりました」ではなく、1つのテーマに対する深い取り組みが求められる傾向。
記録で必要なもの: 活動の時系列・テーマの一貫性・気づきの深まり

立教大学 -- 自由選抜入試

提出物: 課外活動報告書
特徴: 高校時代の課外活動を網羅的に記載。活動の種類・期間・役割を一覧化する形式。
記録で必要なもの: 活動の一覧(種類・期間・役割)・主要な活動の詳細

青山学院大学 -- 自己推薦入試

提出物: 活動報告書
特徴: 活動実績の詳細な記述が求められる。特に「なぜその活動に取り組んだか」の動機の部分を重視。
記録で必要なもの: 活動の動機・具体的な行動・成果・学び

どの大学にも共通するのは、「やった事実」だけでなく「なぜやったか」「何を学んだか」まで求められること。つまり、記録ツールで「気づき」や「学び」を残せるかどうかが、出願時の書きやすさを大きく左右します。


ビフォーアフター -- 記録なし vs あり

もう少し具体的に、記録の有無で出願書類がどう変わるかを見てみましょう。

ケース:地域の子ども食堂でのボランティア活動

【記録あり】の志望理由書(抜粋)
「高1の11月から月2回、〇〇市の子ども食堂『□□キッチン』で調理補助と配膳を担当しました。高2の6月、常連の小学3年生が宿題を持ってくるようになり、配膳の合間に勉強を見るようになりました。学習支援のニーズがあると感じ、代表の鈴木さんに提案して月1回の学習支援日を設けました。参加する子どもは当初3人でしたが、半年後には8人に増え、保護者からも『居場所ができた』と声をいただきました。この経験から、福祉の現場では食事の提供だけでなく、教育や居場所づくりとの連携が必要だと考えるようになりました。」
×【記録なし】の志望理由書(抜粋)
「子ども食堂でのボランティア活動を通じて、地域福祉の大切さを学びました。子どもたちと触れ合う中で、食事だけでなく教育支援も重要だと感じました。この経験から、将来は福祉と教育を連携させた活動に携わりたいと考えています。」

記録があると「11月から」「月2回」「小学3年生」「3人→8人」と具体的な数字が入ります。面接で「いつから始めたの?」「何人くらい参加してた?」と聞かれても即答できます。


記録を続けるコツ -- 完璧主義を捨てる

「記録ツールは分かった。でも続かないんだよ」という声が聞こえます。

続けるコツは1つだけ。完璧に書こうとしないことです。

1
3行ルール -- 「日付」「やったこと」「気づいたこと」の3行だけ書く。それ以上書きたければ書けばいいし、3行で十分
2
活動した日に書く -- 翌日にはもう「あれ、何を感じたっけ?」となる。帰りの電車、寝る前の5分、タイミングはいつでもいい
3
月に1回振り返る -- 記録を読み返して「こんなこと考えてたんだ」と気づく。この振り返り自体が志望理由書の材料になる
4
仲間と共有する -- 同じ活動をしている友達と記録を見せ合う。お互いの視点の違いが面白い
3行ルールの実例

3/15 子ども食堂で調理補助。カレー80食分。小3のユウキくんが「ここに来るの楽しい」と言ってくれた。

-- これだけ。所要時間30秒。でもこのメモが半年後の志望理由書で「子どもたちにとっての居場所」というキーワードにつながる。


活動記録から志望理由書へのつなげ方

記録を貯めるだけでは意味がありません。出願時に「使える形」にする方法を解説します。

1記録を時系列で並べる -- まず全体像を把握する
2「気づき」の変化を追う -- 最初と最後で考え方がどう変わったかを確認
3転機になったエピソードを特定する -- 考えが大きく変わった瞬間はどこか
4「なぜその大学か」につなげる -- その転機から生まれた問題意識を、大学の学びとどう接続するか
5ストーリーとして再構成する -- 時系列ではなく「問題意識 → 行動 → 気づき → 志」の順で書き直す

活動ログの具体的な書き方とテンプレートは活動ログの書き方テンプレートで用意しています。記録した活動の証明方法については活動実績を証明する方法を参考にしてください。


ProofPathの活動ログ機能

最後に、ProofPathの活動ログ機能について紹介します。選択肢の1つとして参考にしてください。

ProofPathは「課外活動の記録 → 第三者検証 → 出願書類の作成」を一気通貫でできるツールです。

1活動を記録する -- 日付・内容・気づきをフォームに入力。写真やファイルも添付可能
2第三者検証を依頼する -- 活動に関わった人(先生、NPO代表、イベント主催者)のメールアドレスを入力
3相手が事実確認する -- ProofPathからメールが届き、「確認しました」をクリックすると検証済みマークがつく
4活動報告書として出力 -- 検証済みの活動ログを、出願用の活動報告書としてそのまま使える

料金体系:

  • 無料プラン:活動ログの記録機能が使える
  • コーチプラン(月額1,980円):第三者検証、AI添削、活動報告書の出力

「まだどの大学を受けるか決まってない」という段階でも、活動の記録だけ先に始めておくと後が楽です。高1・高2のうちに記録した活動ログは、高3の出願時に一番の財産になります。

志望理由書でのAI活用については志望理由書にChatGPTを使っていい?で解説しています。費用面が気になる方は総合型選抜の塾は高い?代替手段もあわせて読んでみてください。


よくある質問

課外活動の記録は高1から始めるべき?
はい、早ければ早いほどいいです。高3の夏に出願書類を書き始めてから「記録がない」と焦る受験生は非常に多い。高1の段階では大した活動をしていなくても、「小さな活動の積み重ね」が後から一貫性のあるストーリーになります。まずは3行メモから始めてみてください。
記録するほどの活動をしていないのですが...
「大した活動じゃない」と思っているものでも、記録する価値はあります。学校の委員会活動、地域のゴミ拾い、図書館でのボランティア -- どれも「なぜやろうと思ったか」「何を感じたか」を書き残しておけば、志望理由書の素材になります。活動の規模より、あなたがそこで何を考えたかが大事です。
Notionとスプレッドシート、どっちがいい?
「テンプレートを自分で作れる人」ならNotion、「表形式でシンプルに管理したい人」ならスプレッドシート。ただ、どちらも「出願用にまとめ直す」作業は手動になります。出願を見据えるなら、最初から出願を想定した構造で記録できるツールのほうが効率的です。
第三者検証って何?必要なの?
活動に関わった人(先生、NPO代表など)に「この人は確かにこの活動をしていました」と事実確認してもらう仕組みです。慶應SFCのAO入試では「志願者評価」として第三者の評価を提出できますし、他の大学でも活動の信頼性を裏付ける材料になります。必須ではありませんが、あると書類の説得力が上がります。
記録アプリを途中で変えても大丈夫?
大丈夫です。メモアプリで始めて、途中からNotionやProofPathに移行する人も多いです。ただ、移行するときに過去の記録をコピーする手間がかかるので、できれば早い段階で「これで行く」というツールを決めたほうがスムーズです。
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ProofPath編集部

総合型選抜(旧AO入試)の対策に特化したオンラインサービス「ProofPath」を運営。 志望理由書のAI添削、課外活動の記録・第三者検証、面接・小論文対策のコンテンツを提供しています。 受験生と保護者が、費用の壁なく総合型選抜に挑戦できる環境を目指しています。

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